
秋晴れのとても気持ちのいい日に
「第17回 栗熊コミュニティまつり」が開催されました。
今回は、
栗熊コミュニティの職員として、
初めて「主催する側」の立場で関わるおまつりでした。
準備の段階から当日まで、
地域の方たちが
それぞれの役割を持って、
黙々と、でも楽しそうに動いていく姿を
内側から見ることができたのは、
私にとってとても大きな体験でした。
当日は、
栗熊小学校児童会の「あいさつレンジャー」や
綾歌中学校吹奏楽部の演奏、
拓心太鼓の迫力あるステージなどが続き、
朝から会場はたくさんの人でにぎわっていました。
中学生によるワークショップブースや、
小・中学生ボランティアのみなさんの姿もあり、
年齢や立場をこえて
自然に関わり合っている空気が
とても印象的でした。
そんな一日の中で、
私にとって特別な瞬間がありました。
それは、
会場のBGMとして
私が制作した「クリックマンの曲」が
流れていたことです。
振り返ってみると、
「いつか、こんなふうに
クリックマンが日常の風景に溶け込んだらいいな」
とは思っていましたが、
それを強く願ったり、
無理に実現させようとした覚えはありません。
ただ、そのときそのときで
できることをやって、
心が動く方向を選んできただけでした。
それが、
気づいたらこうして
「当たり前のように曲が流れている」
という形になっていたことに、
ああ、ちゃんと流れはつながっていたんだな、
と感じました。
無理に形にしようとしなくても、
自分が大切にしているものは、
ちゃんと“合う場所”に運ばれていく。
最近、そんなことを
実感する出来事が増えています。
クリックマンは、
どこかから突然生まれたキャラクターではありません。
見守り活動や地域行事の中で、
長い時間をかけて
人と人のあいだで育ってきた存在です。
そんなクリックマンを、
もう少しだけ身近に感じられる形にできたら。
そう思うようになったのも、
日々の地域活動の中で、
クリックマンが人と人の間に、
自然と安心感を生んでいる場面を
何度も見てきたからでした。
今回のクラウドファンディングは、
何かを大きく広げたいとか、
無理に形にしたいという気持ちからではなく、
「この存在を、そばに置けたらいいな」
という、
とても静で個人的な思いから始まっています。
▶ クリックマンぬいぐるみ プロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/kurikkuman/
そのクリックマンの曲が、
おまつりの空気の中に
ごく自然に溶け込んでいて、
子どもたちや地域の方たちと
同じ時間を一緒に過ごしている。
その感覚が、
胸の奥にじんわりと広がって、
「ああ、ちゃんと流れに乗ってきたんだな」
そんなふうに感じました。
今、取り組んでいる
クリックマンのぬいぐるみ制作も、
「何かを売りたい」から始まったものではありません。
日々の地域活動の中で
クリックマンに触れ、
その存在が
人と人の距離をやわらかくしている場面を
何度も見てきたからです。
そばにあるだけで、
少し安心する。
なんとなく、心がほどける。
そんな存在を、
形として残したいと思うようになりました。
今回のコミュニティまつりで感じた
空気や感情、
言葉にならない温度のようなものも、
このぬいぐるみに込めていく
大切な背景のひとつです。
これからも、
地域の中で育ってきたクリックマンの物語を
大切にしながら、
ひとつひとつ、
丁寧に進めていきます。
読んでくださって、ありがとうございました。



